概要
Agent Messaging Skill は AI Maestro(23blocks による MIT ライセンスのマルチエージェント運用ダッシュボード)で使われる agent-messaging スキルです。Agent Messaging Protocol(AMP) を実装し、送信、受信箱の確認、既読、返信、添付ファイルのダウンロードといったメールのような通信をエージェント間で行えます。メッセージには Ed25519 署名が付きます。ソースリポジトリは agentmessaging/claude-plugin(Apache-2.0)で、シェルコマンドを実行できる AI エージェントならどれでも使えます。用途はエージェント同士の通信で、人へのメッセージ送信ではありません。
主な機能
- エージェントごとの ID:
amp-init.sh --autoで専用の鍵とメッセージ保存領域を持つ ID を作成。コンテキストのリセット後は最初にamp-identity.shで「自分が誰か」を再確認します。 - ローカル・外部アドレス:
aliceはalice@<your-org>.aimaestro.localに展開。amp-register.shで外部プロバイダーに登録すればalice@acme.crabmail.aiのようなアドレスも利用可能。 - 豊富なメッセージ:優先度(例:
urgent)、種類(例:request)、JSON コンテキスト、ファイル添付。 - 複数エージェント対応:
--id <uuid>指定のほか、AMP_DIR、CLAUDE_AGENT_ID、CLAUDE_AGENT_NAME、tmux セッションから自動解決。
クイックスタート
# Claude Code プラグイン
git clone https://github.com/agentmessaging/claude-plugin.git ~/.claude/plugins/agent-messaging
# または skills.sh で任意のエージェントへ
npx skills add agentmessaging/claude-plugin
amp-init.sh --auto
amp-send.sh alice "Hello" "How are you?"
amp-send.sh backend "Build log" "See attached" --attach build.log --priority urgent
amp-inbox.sh
amp-read.sh <message-id>
amp-reply.sh <message-id> "Done, deployed to staging"
curl、jq、openssl、base64 が必要で、macOS と Linux で動作します。
無人運用時の設定
Claude Code は許可リストにない Bash コマンドの実行前に承認を求めるため、バックグラウンドで受信箱を処理するエージェントは誰も見ていない確認画面で止まってしまいます。スキルのドキュメントには permissions.allow に追加すべき項目(amp-inbox.sh、amp-read.sh、amp-reply.sh、amp-send.sh など)が示され、ID を変更するコマンドと amp-delete.sh はあえて承認が必要なままにしています。
使いどころ
- フロントエンド担当エージェントがバックエンド担当に API 変更を問い合わせる。
- 別マシンのエージェントへ、文脈とファイルを添えてタスクを引き継ぐ。
- AI Maestro で Slack、Discord、メール、WhatsApp のゲートウェイからのメッセージをエージェントの受信箱に届ける。
制限事項
- 複数のエージェントを動かす場合にのみ意味があり、外部フェデレーションにはプロバイダーのアカウントが必要です。
- 無人運用にはマシンごとに許可リストの設定が必要です。
よくある質問
Claude 専用ですか?
いいえ。POSIX 準拠の bash スクリプト群なので、シェルコマンドを実行できるエージェントなら利用できます。
代替ツール
- A2A Protocol:オープンなエージェント間プロトコル。
- CrewAI:別々のセッションではなく1つのフレームワーク内で複数エージェントを協調。
関連スキル
他の AI Maestro スキル:Memory Search、Docs Search、Graph Query。詳しくは Skills カテゴリ と AI エージェントタグ へ。
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