Skills For Real Engineers は、Matt Pocock が日常的に使うコーディングエージェント向けスキル集です。README はバイブコーディングではなく実エンジニアリング向けだと書いており、プロセス全体を握るフレームワークではなく、小さく組み合わせて改変できるファイルだと位置づけています。GitHub リポジトリ mattpocock/skills は MIT です。2026-09-06 の API では約 252.7K スターでした。製品ページは aihero.dev/skills と skills.sh/mattpocock/skills です。
入れ方は二つです。Claude Code プラグインは claude plugins install mattpocock-skills。編集可能なファイルをコピーするなら npx skills@latest add mattpocock/skills。両方入れると同じスキルが二重になります。導入後、リポジトリごとに /setup-matt-pocock-skills を一度実行し、issue トラッカー(GitHub、Linear、またはローカルファイル)、トリアージ用ラベル、ドキュメントの保存先を選びます。
Addy Osmani のライフサイクルコマンドが欲しい場合は Agent Skills、別のポータブルなパックは Using Superpowers です。
主な機能
- コードの前にgrilling:
/grill-me(非コード)と/grill-with-docsが、設計ツリーが閉じるまで質問します。後者は共有言語をCONTEXT.mdと ADR に書き込みます。 - 1セッションに収まらない仕事は wayfinder:
/wayfinderは大きな塊をトラッカー上の意思決定チケットにし、一つずつ解消します。 - ユーザー起動とモデル起動:
/grill-meのようなスラッシュコマンドは入力したときだけ。/tdd、/code-review、/grillingはタスクに応じてモデルが手を伸ばせます。ユーザー起動スキルはモデル起動スキルを呼べますが、別のユーザー起動スキルは呼べません。 - TDD とレビュー付きの実装:
/implementは決めた継ぎ目で/tddを回し、最後に/code-review(Standards 軸と Spec 軸、並列サブエージェント)で閉じます。 - トリアージとチケット:
/triageは状態機械で issue を進めます。/to-specと/to-ticketsは会話を仕様とトレーサーバレットチケットにします。
制約:スキルは判断の代わりになりません。/improve-codebase-architecture は深掘りの候補を洗うだけで、古いコードベースをほどいてはくれません。モデルも同梱しません。Claude Code や Codex の料金は従来どおりです。
使用シナリオ
- エージェントが違う形を作り始める前に止める:最初のファイル変更の前に grill する。
- ドメイン言語を保つ:
/grill-with-docsで、20語かかる言い回しを1語に戻す。 - コンテキスト窓を超える計画:トラッカーで
/wayfinder、チケット単位で/implement。
料金プラン
スキル自体は MIT で無料です。支払うのは既存エージェントのトークンだけです。README のニュースレター登録は約 6 万人と書いてありますが、作者側の数字であり監査値ではありません。
はじめに
- 導入経路は一つだけ選ぶ。Claude Code プラグインは
claude plugins install mattpocock-skills。他エージェントはnpx skills@latest add mattpocock/skillsで、setup-matt-pocock-skillsを含める。 - リポジトリで
/setup-matt-pocock-skillsを実行する。 - 次の変更は
/grill-with-docsのあと/implement。
一次情報:github.com/mattpocock/skills。
よくある質問
プラグインとファイル、どちら?
プラグインは Matt が出荷すると更新される読み取り専用バンドル。npx skills add は自分で編集できるコピー。どちらか一方。
どのエージェント?
Claude Code は公式マーケットプレイスのプラグイン。Codex などは skills CLI。リポジトリの ADR ではネイティブ Codex プラグインはロードマップであり、出荷済みではありません。
GitHub issue は必須?
いいえ。セットアップで GitHub、Linear、ローカルファイルを選べます。
代替案
- Agent Skills:Addy Osmani の 25 スキルとライフサイクルコマンド。
- Using Superpowers:計画とレビューゲートを持つ別のエンジニアスキル。
- Claude Code:これらのスキルが最もよく乗るエージェント。
ヒント
- インストーラーがスキルを尋ねたら
setup-matt-pocock-skillsを含める。 - 自明でない変更では毎回
/grill-with-docs。初回セットアップだけにしない。 - 一文が通らなかった瞬間に
/wait-what。計画を最初から言い直さない。
まとめ
エージェントが違う形を出し続けるなら、このパックの賭け金はより重いプロセス所有者ではなく、アライメントとフィードバックループです。grilling から始め、1セッションに収まらなくなったら wayfinder です。
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