x402 は、HTTP の 402 Payment Required を使うインターネットネイティブな決済標準です。エージェントがリソースを要求し、サーバーが価格条件を返し、ステーブルコインで支払った後にアクセスを許可します。Coinbase が作成し、Linux Foundation へ提供したベンダー中立のオープン規格です。
主な機能
- HTTP ネイティブ決済:既存の要求・応答モデルへ支払いを直接組み込み。
- 登録不要:アカウント、サインアップ、事前発行の API キーなしで購入可能。
- 複数の支払い方式:
exact、upto、バッチ精算に対応。 - チェーン非依存:EVM、Solana をサポートし、法定通貨にも拡張可能。
- 豊富なミドルウェア:Express、FastAPI、Flask、Hono、Next.js 向け実装。
- 複数トランスポート:HTTP に加え MCP と A2A で利用可能。
使用シナリオ
このツールを使用すべき人は?
- API、データ、計算資源をリクエスト単位で販売する開発者。
- エージェントに人の介入なしで少額購入させたいプラットフォーム。
- 特定ベンダーへ依存しない決済インターフェースを求める事業者。
解決する問題
- 事前契約の摩擦:登録と API キー発行を支払いフローから外します。
- 少額課金の非効率:ステーブルコインで機械間の細かな支払いを可能にします。
- 実装の分断:複数フレームワークへ共通の 402 応答を提供します。
料金プラン
| プラン | 価格 | 機能 |
|---|---|---|
| オープンプロトコル | プロトコル手数料 0 | HTTP・MCP・A2A 決済、各種ミドルウェア |
| ネットワーク費用 | 利用チェーンの少額手数料 | ステーブルコインのオンチェーン精算 |
優位性と独自の価値提案
競合他社と比較した優位性:
- 中立性:単一企業の製品ではなく Linux Foundation 傘下の標準です。
- Web との親和性:新しい専用通信ではなく HTTP の標準ステータスを利用します。
- 広い支持:Visa、Mastercard、Google、Stripe、Shopify、AWS などを含む 40 組織が参加します。
際立つポイント:
- 数百万件の取引処理実績。
- EVM と Solana を含むチェーン非依存設計。
- サーバーとエージェント双方の実装を簡素化する明快な交換手順。
ユーザーレビュー
「HTTP の仕組みをそのまま使うので、有料 API の境界を理解しやすいです。」これは仕様に基づく編集例です。
「登録や API キーなしでエージェントが購入できる点は、機械間取引に適しています。」これは想定利用者の例示的コメントです。
はじめに
クイックスタートガイド
- 有料リソースを選定:リクエスト単位の価格と支払い条件を決めます。
- ミドルウェアを導入:利用中の Web フレームワークへ x402 を追加します。
- 402 応答を設定:価格、通貨、精算条件をクライアントへ返します。
- 支払い後を検証:決済確認後のみリソースが返ることを試験します。
統合
- Express、FastAPI、Flask、Hono、Next.js
- EVM チェーンと Solana
- HTTP、MCP、A2A
よくある質問
x402 に利用料はありますか?
プロトコル手数料はありません。利用チェーンのネットワーク費用は発生し得ます。
アカウント登録は必要ですか?
いいえ。サインアップや事前発行の API キーなしで利用できる設計です。
ステーブルコイン専用ですか?
現在の主要な流れはステーブルコインですが、規格はチェーン非依存で法定通貨にも拡張可能です。
代替案
- Stripe Agent Toolkit:Stripe の MPP と商取引機能を統合。
- Delegare:x402 に署名済み支出権限と予算管理を追加。
- Gate Pay for AI Agent:x402 をマルチチェーンウォレットへ接続。
ヒントとベストプラクティス
- 再実行を想定:支払い確認とリソース提供を冪等に設計します。
- 条件を明示:金額、通貨、チェーン、期限を 402 応答で曖昧にしません。
- 少額で試験:本番前に失敗、期限切れ、二重要求を検証します。
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