GPT Image 2
GPT Image 2 は、OpenAI API における現在のフラッグシップ画像生成モデルです。公式ドキュメントは、高速で高品質な生成と編集、柔軟なサイズ、高忠実度の画像入力向けの最先端モデルだと説明しています。デフォルトのスナップショットは gpt-image-2-2026-04-21 です。テキストと画像を入力し、v1/images/generations、v1/images/edits、Batch で画像を返します。Chat Completions と Responses はこのモデルを直接ホストしません。Responses は画像生成ツール経由で GPT Image モデルを選べます。
主な機能
- 生成と編集:プロンプトから画像を作る、または既存画像を全体・部分的に変更する。inpainting に対応。
- 柔軟なサイズ:よく使うプリセットは 1024x1024、1536x1024、1024x1536、2048x2048、2048x1152、3840x2160、2160x3840、および
auto。辺は 16px の倍数、長辺対短辺は 3:1 以下、総画素は 655,360 から 8,294,400。最長辺は 3840px。 - 品質と形式:
low、medium、high、またはauto。既定出力は PNG。JPEG と WebP は 0 から 100 のoutput_compressionに対応。レイテンシを気にするなら JPEG の方が速い。 - 高忠実度の編集:編集リクエストは参照画像を常に高忠実度で処理するため、入力トークンコストが上がることがある。
- モデレーション:
moderationはauto(既定)またはlow。GPT Image 系を使う前に API Organization Verification が必要な場合がある。 - 透明背景は非対応:
gpt-image-2はbackground: "transparent"をサポートしない。
使いどころ
- 商品・マーケティングの静止画:まず
quality: "low"で試し、残す一枚をmediumかhighでレンダリングする。 - 複数ターンのデザイン:GPT-5.6 以降で Responses の画像生成ツールを使い、同じ会話で生成してから編集する。
- レイアウトの重い制作:4K の横・縦はポスターやスライド向き。ただし 2560x1440(3,686,400 画素)を超える出力は実験的とされる。
- バッチ生産:オフラインの大量処理には Batch エンドポイントが使える。
料金
OpenAI は API 料金ページ で GPT Image 2 を 100 万トークンあたりで表示しています(2026-08-17 確認):
| モダリティ | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| 画像 | $8.00 | $2.00 | $30.00 |
| テキスト | $5.00 | $1.25 | - |
Batch は標準の半額です。画像生成ガイドには一般的なサイズの 1 枚あたり出力例もあります。1024x1024 の low / medium / high は約 $0.006 / $0.053 / $0.211、1024x1536 または 1536x1024 の low / medium は約 $0.005 / $0.041。高解像度や編集は入力トークンが加算されます。これらの例を完全な料金表だと思わず、公式計算機を使ってください。
ChatGPT Images 2.0 はコンシューマー向けの兄弟機能であり、API の gpt-image-2 と同じ課金面ではありません。
はじめ方
- 開発者コンソールで求められたら Organization Verification を完了する。
model: "gpt-image-2"でimages.generateを呼び、返ってきたb64_jsonを保存する。- まず
quality: "low"と控えめなサイズで始め、最終アセットだけ品質を上げる。 - 会話的な編集なら、GPT-5.6 以降の Responses 画像生成ツールを使い、必要なら
actionでgenerateまたはeditを固定する。 image_generation_user_errorはプロンプトを変えて対処する。無条件リトライはしない。
よくある質問
名前を変えた DALL-E 3 ですか?
違います。GPT Image は後続ファミリーです。gpt-image-2 が現在の API フラッグシップで、gpt-image-1.5、gpt-image-1、gpt-image-1-mini は別価格で残っています。
バージョンを固定できますか?
できます。安定スナップショットが必要なら gpt-image-2-2026-04-21 をピンします。
なぜ遅いのですか?
複雑なプロンプトは最大 2 分かかることがあります。公式の制約には、文字配置、キャラ一貫性、厳密なレイアウト制御もまだ残っています。
レート制限は?
既定の画像制限は利用ティアで上がります。Tier 1 は 5 IPM、Tier 5 は 250 IPM。TPM は 100,000 から 8,000,000 です。
代替案
- OpenAI: dall-e-3:ワークフローがまだ DALL-E に固定されている場合の旧静止画モデル。
- Flux.1 Pro:OpenAI 以外のベンダーが欲しいときの Black Forest Labs 商用静止画。
- Nano Banana:すでに Gemini で仕事している場合の Google 画像プロダクト。
ヒント
- 安く下書きしてから使う。公式はサムネイルと反復に
lowを勧めています。 - レイテンシを気にするなら JPEG、ロスレスの最終稿は PNG。
- 大量バッチの前にトークン単価を再確認する。標準表の画像出力は 100 万トークンあたり $30 で、編集は高忠実度の入力トークンが加算されます。
まとめ
2026 年の新しい静止画生成と編集、とくに同じアプリで GPT-5.6 を使っているなら、まず GPT Image 2 を見てください。低品質の正方形ドラフトから始め、4K や高忠実度編集を入れる前に モデルページ と料金計算機を読んでください。
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