Markdown から EPUB への変換
この項目は以前、既存の電子書籍を解析・分析する「EPUB Ebook Processor」として掲載されていましたが、誤りでした。リンク先のリポジトリ smerchek/claude-epub-skill(Scott Smerchek、MIT)はその逆で、markdown-to-epub-converter スキルが Markdown のテキスト、Markdown ファイル、チャットの要約を EPUB3 の電子書籍 に変換します。Apple Books、Google Play ブックス、Kobo、Kindle アプリなど標準的なリーダーで読めます。変更履歴上の最新リリースは 1.1.0(2025-10-17)で、2026-09-23 に確認した最後のコミットは 2025-10-18 付けでした。
主な機能
- 自動の構造化:H1 見出しが章、H2〜H6 が節になり、目次を生成します。EPUB3 の NAV に加え、古いリーダー向けの NCX ナビゲーションも作ります。
- 書式:太字、斜体、リンク、入れ子のリスト、引用、水平線、ヘッダーを装飾しゼブラ行を付けた Markdown の表。
- コードブロック:1.1.0 から Pygments(100 以上の言語)による行番号付きのシンタックスハイライトに変わり、以前の正規表現方式を置き換えました。同じリリースで、コードブロック内のコメントが章見出しと誤認される不具合も修正されています。
- メタデータ:YAML front matter で
title、author、language(既定はen)、dateを設定でき、タイトルがなければ最初の H1 を使います。 - 少ない依存関係:
requirements.txtでebooklib、markdown2、Pygmentsを固定し、解析・生成・境界ケースを確認するテストスクリプトも付属します。
使用シナリオ
- 長い研究メモや Claude との会話の要約を電子書籍リーダーで読む。
- ブログの連載や社内ドキュメントを 1 冊のオフライン本にまとめる。
- PDF の表示が苦手な端末に、コードを含む技術文書を送る。
料金と入手方法
リポジトリの MIT ライセンスで無料です。Python 3.8 以上でローカルに動き、EPUB の作成に API キーや通信は不要です。
はじめに
- リポジトリをクローンして
pip install -r markdown-to-epub/requirements.txtを実行し、python test_epub_skill.pyでインストールを確認します。 - Claude Code で使うなら
markdown-to-epubフォルダを~/.claude/skills/にコピーします。別の場所にアップロードする場合はpublish.shで zip を作れます。 - Claude に「research_notes.md を EPUB ファイルに変換して」と依頼します。
制約:既存の EPUB を読み込んだり、検索・要約したりはできず、Kindle ネイティブの .mobi や .azw3 も作れません(今後の予定として記載)。表紙画像の生成もまだありません。2025 年 10 月以降、開発は止まっています。
よくある質問
手元の EPUB を分析できますか?
できません。EPUB からテキストを取り出すなら、入力形式に EPUB を含む MarkItDown を使います。
リーダーによって見た目が違うのはなぜ?
EPUB リーダーは独自のフォントやスタイルを適用します。プロジェクトの説明でも、構造は保たれるが見た目はリーダーによって異なるとしています。
代替案
- MarkItDown Skill:逆方向の変換で、EPUB を含む文書を Markdown にします。
- DOCX Skill:電子書籍ではなく Word 文書が目的の場合。
- PDF Skill:リフロー型の EPUB ではなく固定レイアウトの PDF。
まとめ
Markdown to EPUB Converter は、Markdown を読みやすい電子書籍に変える、小さく焦点の絞られたローカルツールです。EPUB の分析ツールではなく、活発に開発されてもいませんが、少ない依存関係でこの 1 つの仕事をこなします。他の文書ツールは スキル一覧 へ。
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