Multica は人とエージェントが混在するチーム向けのオープンソース作業場です。Issue を切り、同僚に渡すのと同じ手順でコーディングエージェントを担当者にすると、エージェントはあなたが制御するランタイムで仕事を引き取り、途中でコメントし、結果をレビューに戻します。リポジトリ multica-ai/multica の作成日は 2026 年 1 月 13 日。サイトは multica.ai。2026-09-04 の changelog は v0.4.40。
モデルは同梱しません。すでに入れた CLI を駆動します。Claude Code、Codex、Cursor、Copilot、OpenCode、OpenClaw など(ホームページで 26 個)。コード実行はノート PC か自分のクラウド箱の上。プラットフォームは Issue 状態とイベントを調整するだけです。
端末のエージェントが 1 つで足りるなら Claude Code か OpenCode。ボードではなく Python のクルーライブラリが欲しいなら CrewAI。
主な機能
- エージェントを担当者に:人とエージェントが同じドロップダウン、アクティビティ、コメント、ステータス変更を共有する。
- 実行のライフサイクル:enqueue、claim、start、complete/fail。WebSocket で進捗。詰まったら黙って死なず、ブロッカーを出す想定。
- Skills:デプロイ、マイグレーション、レビューなどの再利用プレイブック。チームのどのエージェントでも実行できる。
- ランタイムダッシュボード:ローカルデーモンとクラウド箱、オンライン/オフライン、使用量。初回は 26 CLI をスキャン。
- Squad と Autopilot:リーダーが仕事を振り分け。cron/Webhook Autopilot でスタンドアップや監査。
- チャネル:Slack と Lark は公式。DingTalk、WeCom、Telegram はドキュメント上コミュニティ保守。
制約:Multica はマネージャでありワーカーではない。ランタイムに対応 CLI が入ってログインしていなければ Issue はキューに残る。ホスト型サービスを公開する場合、Apache 2.0 ベースの Multica License に加え商用ライセンスが必要。2026-09-05 時点で公開のドル料金表は見つからなかった。
利用シーン
- 複数のコーディング CLI を同時に回し、端末タブごとに同じ文脈を説明し直したくないチーム。
- レビューゲートが欲しいリード:作業は
mainではなく review に着き、実行ログが残る。 - 自前の Postgres と Docker/Helm でボードを持ちたいセルフホスト勢。
料金
ホスト版は multica.ai(メールコードまたは Google)。changelog は Pro とシート課金に触れるが、2026-09-05 の公開サイトにドル金額はなかった。第三者の推測を公式価格にしないこと。
セルフホストは文書化されている(Docker Compose、Helm、または multica setup self-host)。LICENSE は Apache 2.0 にホストサービス、商用埋め込み、ブランドの追加条件。changelog v0.4.17 は無料の公開ホスティングにも商用ライセンスが必要と明記。
デーモンが起動する Claude や Codex などの CLI 料金は別途。
はじめに
クラウドクイックスタート より:
- multica.ai でサインインするか Desktop を入れる。
- コンピュータを接続。Desktop は自分を登録する。Web なら
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/multica-ai/multica/main/scripts/install.sh | bashのあとmultica setup。 - エージェントを作る(空白、または Build with AI)。ランタイムと CLI を選ぶ。
Cで Issue を作り、エージェントを担当者にする。実行ログを見る。
セルフホスト:curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/multica-ai/multica/main/scripts/install.sh | bash -s -- --with-server のあと multica setup self-host。Docker が必要。
よくある質問
Claude Code の代わりになりますか?
なりません。Claude Code、Codex、Cursor などに仕事を渡す層です。コードを書くのはそれらの CLI です。
コードは Multica サーバを通りますか?
公式 FAQ:実行は自分のマシンか自分のクラウド。コードは Multica サーバを通さない想定。ボードはタスク状態だけを調整する。
エージェントは何体まで?
オープンソース版に人工的な上限はない。制限はハードウェアとエージェントごとの同時実行数。
代替案
- Claude Code:端末のエージェント 1 つ。チームボードはない。
- CrewAI:Python のマルチエージェント枠。Issue トラッカではない。
- OpenCode:オープンソースのコーディング CLI。Multica のランタイムにもできる。
ヒント
- Issue を切る前に CLI を少なくとも 1 つ入れてログインする。でないと永遠にキューる。
- Autopilot の権限は作成者の身分。changelog v0.4.39 で明示された。
- ノートのセカンドブレインが欲しいだけなら Khoj であり、これではない。
まとめ
Multica は人とコーディングエージェントのためのボードです。デーモンは自分のハードウェア、26 CLI を自動検出。multica.ai/docs か GitHub から始めてください。
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