Mario Zechner の軽量 MIT ターミナルコーディングエージェント。薄いツール面・拡張・多プロバイダ。料金はモデル API のみ。

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Pi

Pi は Mario Zechner による軽量なターミナルコーディングエージェントです。製品サイトは pi.dev、ソースは MIT の badlogic/pi-mono(2026-08-30 時点で GitHub 約 9.9 万 スター)です。導入は npm install -g @mariozechner/pi-coding-agent。CLI 自体は無料で、モデル利用料だけプロバイダに支払います。

より重い公式ハーネスと比較するなら Claude CodeGemini CLIOpenCode も見てください。

主な機能

  • ごく小さいデフォルトツール面: 短いシステムプロンプトに read / write / edit / bash。追加能力は拡張、スキル、プロンプトテンプレート、テーマで足します。
  • 共有可能なパッケージ: カスタム能力を Pi package にまとめ、npm や git から pi install .。足りないものは Pi に作らせて /reload もできます。
  • 多数のプロバイダ: Anthropic、OpenAI、Google、Azure、Bedrock、OpenRouter、Ollama など。セッション中は /modelCtrl+L で切替。
  • 4 つの実行モード: 対話 TUI、スクリプト向け print/JSON、stdin/stdout の RPC、埋め込み SDK。
  • 木構造セッション: /tree で過去地点へ戻り、/export で HTML、/share で gist。AGENTS.md / SYSTEM.md と compaction でコンテキストを制御。

使用シナリオ

このツールを使うべき人は?

  • Claude Code が重すぎて、より薄い端末ループが欲しい開発者
  • CI / スクリプトでエージェントを回したい人pi -p や JSON モード)。
  • ハーネス自体を伸ばしたい拡張作者(閉じた製品を fork したくない人)。

解決する問題

  1. 使わない機能の塊: サブエージェント、plan mode、MCP、権限ポップアップはデフォルトなし。必要なら自分で足す。
  2. 特定モデルへのロックイン: 同じ CLI でモデルと認証(API キー / OAuth)を切替。
  3. 追えない会話履歴: 木構造の履歴で分岐と再訪がしやすい。

制約: ホスト型の席はありません。CLI はローカル実行で、コンテナや確認フローなどの安全境界は自分で用意するか拡張で足します。

料金プラン

プラン 価格 備考
オープンソース $0 MIT CLI。トークンは Anthropic、OpenAI、または /model が向く先の請求。

はじめに

  1. pi.devpi-mono README を読む。
  2. npm install -g @mariozechner/pi-coding-agent を入れる(2026-08-30 時点の npm latest は 0.73.1)。
  3. リポジトリで pi を起動し、プロバイダ認証後に小さな修正タスクから始める。
  4. 広い bash 権限を渡す前に、プロジェクトの AGENTS.md を用意する。

実用ワークフロー

小さなバグを選び、対話モードで編集とテストを走らせる。残したいときは /export。自動化は print モードでモデルを固定。

よくある質問

Pi は無料ですか?

CLI とソースは MIT で無料です。モデルのトークンは各プロバイダ課金です。

デフォルトで MCP やサブエージェントはありますか?

ありません。意図的に省略されており、拡張・スキル・パッケージで近いものを足せます。

どの npm パッケージを入れればよいですか?

badlogic/pi-mono の README どおり @mariozechner/pi-coding-agent です。ブログの古い第三者パッケージ名は古い場合があります。

Claude Code との違いは?

Claude Code は Anthropic のより広い製品面(CLI、IDE、デスクトップ、クラウド)です。Pi は最小コアとプロバイダ非依存を保ち、足りない部分を拡張します。

代替案

  • Claude Code: より重い公式 Anthropic コーディングエージェント。
  • Gemini CLI: Google の OSS 端末エージェント。
  • OpenCode: 別のオープンコーディング CLI。

ヒント

  1. まずはデフォルトの 4 ツール。同じ流れが繰り返されたら package を足す。
  2. 無制限 bash の前にコンテナや許可リストを検討する。
  3. /model で探索は安いモデル、難しい工程だけ高いモデルに。

まとめ

Pi は無料で拡張可能なターミナルハーネスを求め、モデルキーは自分で用意できる開発者向けです。pi.dev から始め、現行 npm を入れたうえで、Claude Code の重さが必要かを判断してください。

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