科学プレゼンテーション
Scientific Slides は、K-Dense のオープンソース Claude Scientific Writer(MIT)に含まれるスキルで、学会発表、セミナー、学位審査、ジャーナルクラブ、助成金のピッチを対象としています。研究発表は視覚とストーリーを中心にし、画面の文字は最小限、引用は実際の文献から取るべきだという考え方です。現行のバージョン 1.5 は AI モデルで各スライドを画像として生成し、それを組み立てます。
主な機能
- PDF ワークフロー(標準):各スライドのタイトル、要点、ビジュアルを計画し、
generate_slide_image.pyで 1 枚ずつ生成、slides_to_pdf.py slides/*.png -o presentation.pdfでまとめます。ドキュメントではモデルを Nano Banana Pro と呼んでいますが、同梱スクリプトの OpenRouter での既定はgoogle/gemini-3.1-flash-imageです。 - 一貫性のルール:すべてのプロンプトで同じ書式目標(配色、フォント、レイアウト)を繰り返し、新しいスライドは
--attachで直前のスライドを添付して生成し、デッキ全体のスタイルを揃えます。 - 結果スライドは実データで:まず
figures/やresults/を確認し、実際のグラフを添付するよう指示されています。結果の図を創作しません。 - PowerPoint 経路:
--visual-onlyで文字なしの画像を作り、PPTX スキルで配置するため、タイトルや箇条書きは編集可能なままです。 - 発表技術の資料:構成、時間配分、スライド向けデータ可視化、プロンプトの書き方、よくある失敗を
references/に収録し、validate_presentation.pyとpdf_to_images.pyで見た目の確認を支援します。
使用シナリオ
- 既存の論文と図から 15 分の学会発表を作る。
- スタイルの揃った学位審査用スライド。
- 編集性より見た目を重視する研究室ミーティングの資料。
料金と入手方法
スキル自体は無料(MIT)です。スライド生成は OPENROUTER_API_KEY で OpenRouter を呼び出し、画像ごとに OpenRouter から課金されます。引用集めに使う Research Lookup は Parallel の課金です。
はじめに
- Claude Code でプラグインを追加:
/plugin marketplace add https://github.com/K-Dense-AI/claude-scientific-writer、続けて/plugin install claude-scientific-writer。 OPENROUTER_API_KEYを設定します。- 発表の構成を依頼し、
python scripts/generate_slide_image.py "<スライドのプロンプト>" -o slides/01_title.pngで生成して PDF にまとめます。
制約:PDF ワークフローでは各スライドが 1 枚の画像になるため文字は編集できず、小さなラベルが誤って生成されることもあります。生成されたスライドの数値はすべてデータと照合してください。プロンプトと添付した図は OpenRouter に送信されます。
よくある質問
後から文字を修正できますか?
画像ベースの PDF ではできません。編集可能な文字が必要なら PowerPoint 経路を使います。
LaTeX Beamer に対応していますか?
スキルの説明では PowerPoint と LaTeX Beamer が実装の選択肢として挙げられ、詳細は参考資料にあります。
代替案
- Reveal.js Presentations:編集可能な文字とコードハイライトを持つ HTML スライド。
- consulting-pptx-skill:コンサル風の PowerPoint 資料。
- LaTeX Posters Skill:同じ研究内容を印刷用ポスターにします。
まとめ
画像ベースのスライドで構わず、見栄えのする資料を素早く作りたいなら Scientific Slides が最適です。後で文字を直す必要がある場合や、図を第三者の API に送れない場合は HTML か PPTX の経路を選びましょう。他のプレゼン系ツールは スキル一覧 へ。
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